漫画

【亜人】死なない新人類をめぐるサスペンスアクション

ふしまる

はじめに

『亜人』(桜井画門/2012年〜2021年)は、「不死身の新人類=亜人」が存在する世界を舞台にしたサスペンスアクション漫画です。
「もし自分が死なない存在だったら?」というテーマを軸に、国家・研究者・社会、そして個人の思惑が絡み合う緊張感あふれる物語が展開されます。

作品の概要

物語の主人公は、ごく普通の高校生・永井圭。
ある日、交通事故に遭って即死するも、すぐに生き返ってしまったことで「自分が亜人である」ことを知ります。
その瞬間から、彼は国家に追われ、社会から孤立する存在へと変わっていくのです。
逃亡の中で出会う仲間や、同じ亜人でテロリストとして活動する佐藤との出会いが、物語を大きく動かしていきます。

読みどころ

  • 死なない存在の設定を活かした戦闘描写
    亜人は死んでも即座に再生するため、戦い方が非常に特殊。自爆や人体を利用した戦術など、通常のバトル漫画とは一線を画します。
  • 高度な頭脳戦と駆け引き
    特に亜人テロリスト・佐藤の頭脳と残虐性は圧倒的。主人公との頭脳戦は緊張感に満ちています。
  • 人間社会の恐怖と差別
    亜人が発見されると国家に実験体として利用されるなど、現実的な社会問題を思わせる展開が作品に厚みを与えます。
  • テンポの良さ
    無駄のないストーリー進行とアクションの迫力で、一気に読み進められる疾走感があります。

こんな人におすすめ

  • サスペンスとアクションを両方楽しみたい方
  • 頭脳戦や戦術が絡むストーリーが好きな方
  • ダークな雰囲気の漫画を求めている方
  • 「正義と悪」の境界が揺らぐ物語に惹かれる読者

まとめ

『亜人』は、「不死身」という設定を徹底的に活かしたサスペンスアクション漫画です。
テンポの良さとスリルあふれる展開は、ページをめくる手が止まらなくなるほど。
アニメ化や映画化もされた人気作ですが、原作ならではの緻密さと迫力は必見です。
緊張感あふれるバトルと人間ドラマを体感したい方に強くおすすめします。

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この記事を書いてる人
・ゲームが好き(RPG、アクションなど) ・漫画が好き(なんでも食べる雑食) ポップカルチャーで現実逃避をするのが趣味のような人間です。 会社と家の往復が主な活動範囲…
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