推し活の遠征費はいくら?平均予算と交通費・宿泊費を抑えるコツ
推し活の遠征は、推しに会える楽しみが大きい一方で、チケット代だけでなく交通費や宿泊費、グッズ代まで重なるため、1回の出費が大きくなりやすいイベントです。
「遠征1回でどのくらい見ておけばいい?」 「交通費とホテル代を抑えたいけれど、無理な移動はしたくない」 「グッズも買いたいので、遠征全体の予算を先に決めておきたい」
そんなときは、平均額だけを見るよりも、遠征費を項目ごとに分けて考える方が予算を立てやすくなります。
この記事では、2026年の推し活遠征に関する調査データを参考に、遠征費の目安、費用の内訳、交通費・宿泊費を考えるときのポイント、グッズ代が膨らみすぎないための予算ルールまで整理します。
※紹介する平均額や割合は調査対象・条件によって異なります。実際の予算は、出発地、会場、宿泊の有無、公演数、予約時期など自分の条件で積み上げてください。
推し活の遠征費はいくらかかる?
ライブやイベントの遠征では、チケット代だけでなく、交通費、宿泊費、飲食代、グッズ代などが重なります。
2026年に株式会社Oshicocoが、同社の推し活系Instagramをフォローする人を対象に実施した調査(有効回答664件)では、回答区分の中央値を使った推計で1回の遠征費は平均約5.9万円でした。また、遠征費の中で最もお金がかかる項目として「交通費」を挙げた人が53.7%で、次いでグッズ・物販、宿泊費が続きました。
別のエアトリ調査(直近3年以内にライブ・コンサートへ参加した20〜50代男女280人)では、1回の遠征予算は「5万円以上10万円未満」が37.1%、「3万円以上5万円未満」が34.3%で、交通費と宿泊費を最も負担に感じる人が合わせて約8割でした。
もちろん、出発地、会場、日帰りか宿泊か、公演数、グッズ購入額によって必要な金額は大きく変わります。平均額をそのまま自分の予算にするのではなく、遠征ごとに必要な費用を分けて考えるのが基本です。
1泊遠征なら、まずは6万円前後を仮置きして分解してみる
たとえば1泊の遠征を考えるときは、最初から「平均5.9万円に合わせる」のではなく、自分用の仮予算を作ると考えやすくなります。
一例として、チケット・手数料1万円、往復交通費2万4,000円、宿泊費1万円、グッズ6,000円、飲食5,000円、予備費5,000円なら合計は6万円です。
これは相場を示す数字ではなく、予算を分解するための例です。実際には、新幹線か高速バスか、ホテルが必要か、グッズをどのくらい買うかで大きく変わります。まず総額を仮置きし、そのあと削れる項目と削りたくない項目を分けると調整しやすくなります。
遠征費は6項目に分けると考えやすい
遠征費をまとめて「高い」と考えるより、次のように分解すると予算を立てやすくなります。
1. チケット代
公演チケットのほか、手数料や複数公演へ参加する場合の追加費用も含めます。
2. 交通費
新幹線、飛行機、高速バス、在来線、現地交通などです。遠征では大きな割合を占めやすいため、最初に金額を確認します。
3. 宿泊費
ホテル代だけでなく、連泊する場合は泊数分を計算します。安さだけでなく、会場や駅からの移動時間も含めて判断することが重要です。
4. グッズ・物販
会場限定品やランダム商品は予定より増えやすいため、「欲しいもの」と「当日追加で使える上限」を分けておくと管理しやすくなります。
5. 飲食費
移動中の食事、現地での飲食、カフェなどを含めます。観光も楽しむ場合は別枠にしても構いません。
6. 予備費
交通遅延による予定変更、追加の荷物預け、急な買い物などに備える枠です。使わなければ次回へ回せるお金として扱います。
遠征予算は「固定費」と「調整できる費用」に分ける
予算を決めるときは、最初に動かしにくい費用を確保します。
チケット代、必要な交通費、必要な宿泊費は固定費に近い項目です。一方、グッズ、飲食、観光、追加公演などは調整しやすい費用です。
先に生活費や貯蓄など日常に必要なお金を確保し、そのうえで推し活に使える範囲から遠征予算を決めます。「行けるだけ行く」ではなく、「この遠征にはここまで」と上限を決めておくと、帰宅後に生活費が苦しくなるリスクを減らせます。
交通費を抑えるときの考え方
交通費は遠征費の中でも負担が大きくなりやすい項目です。
早めに候補を比較する
公演日が分かったら、新幹線、飛行機、高速バスなど複数の移動手段を比較します。ただし、最安値だけで決める必要はありません。到着時刻、終演後の帰宅可否、荷物量、体力も含めて考えます。
変更・キャンセル条件も確認する
当落前に交通手段を確保する場合は、変更やキャンセルの条件を必ず確認します。料金が安くても、予定変更時の負担が大きければ結果的に高くつくことがあります。
日帰りと宿泊を総額で比べる
宿泊費をなくすために日帰りを選んでも、遅い時間の移動や高い交通手段が必要になることがあります。「ホテル代がないから安い」ではなく、交通費と宿泊費を合わせた総額で比較します。
飛行機や新幹線を使う場合は、交通とホテルを別々に予約した場合だけでなく、セット商品も同じ条件で総額比較してみると判断しやすくなります。安さだけでなく、変更・キャンセル条件、到着時刻、終演後の移動まで含めて比べてください。
宿泊費を抑えるときの考え方
JTBの推し活遠征ガイドでは、会場のすぐ近くだけでなく、アクセスのよいホテルも選択肢に入れることや、予約タイミングを早めに検討することが紹介されています。
会場近くと主要駅近くを比較する
会場徒歩圏は終演後が楽ですが、イベント日は料金が高くなることがあります。主要駅の近くでも乗り換えが少なければ、価格と移動のバランスがよい場合があります。
荷物預かりとチェックイン時間を見る
グッズや着替えが多い遠征では、荷物を預けられるかどうかが当日の動きやすさに影響します。料金だけでなく、チェックイン前後の荷物対応も予約前に確認します。
キャンセル条件を確認する
当落前にホテルを押さえる場合は、無料キャンセル期限などを確認します。予約サイトや宿泊プランによって条件が異なるため、必ず予約画面の最新条件を優先します。
グッズ代が膨らみすぎないための予算ルール
遠征先では限定感や会場の雰囲気で、予定外のグッズを買いたくなることがあります。
おすすめは、事前に「絶対に欲しいもの」と「余裕があれば買うもの」を分け、物販の上限額を決めておく方法です。ランダム商品は回数や個数の上限も決めておくと、合計額を把握しやすくなります。
推し活は、たくさん使った人ほど価値が高いわけではありません。自分の生活を守れる範囲で楽しめることが、長く続けるうえでは重要です。
遠征前に作っておきたい簡単な予算表
次の7項目を書くだけでも、総額を把握しやすくなります。
・チケット・手数料 ・往復交通費 ・現地交通費 ・宿泊費 ・グッズ予算 ・飲食・観光費 ・予備費
合計額を出したら、その金額を一度で払っても日常生活に影響しないか確認します。厳しい場合は、交通手段、宿泊場所、グッズ予算、公演数など調整できる部分から見直します。
お金だけでなく体力も含めて遠征を組み立てる
一番安いプランが、一番満足度の高いプランとは限りません。
深夜移動を増やして睡眠時間を削ったり、会場から遠い宿を選んで終演後に長時間移動したりすると、翌日の疲れにつながることがあります。数千円の差だけでなく、移動時間や休息も含めて考えることが大切です。
推し活の遠征費でよくある質問
遠征費は1回いくらくらい見ておけばいい?
2026年の調査では平均約5.9万円という推計や、3万円〜10万円未満に多く回答が集まった結果があります。ただし距離や宿泊、公演数で大きく変わるため、自分の遠征条件で積み上げて計算する方が正確です。
当落前にホテルを予約しても大丈夫?
予約する場合はキャンセル条件を確認してください。無料キャンセル期限や返金条件は宿泊施設・プランごとに異なります。
推し活の遠征費を毎月どう準備する?
年間で予定している遠征回数と1回あたりの上限を決め、年間予算を12カ月または次の公演までの月数で分ける方法があります。生活費・貯蓄を先に確保したうえで、無理のない金額にします。
まとめ
推し活の遠征は、推しに会える楽しみが大きい一方で、交通費や宿泊費を中心にまとまった出費になりやすいイベントです。
大切なのは、平均金額に合わせることではなく、自分の遠征に必要な費用を分解して、無理のない上限を決めることです。
交通費、宿泊費、グッズ代を事前に整理し、生活とのバランスを守りながら遠征を楽しみましょう。
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